御嶽山とは
長野県木曽郡木曽町、木曽郡王滝村、岐阜県下呂市、岐阜県高山市にまたがる標高3,067 mの複合成層火山です。百名山のひとつであり、木曽御嶽信仰の山です。
交通手段
秋シーズン(9月以降)登頂だったため、木曽福島駅・・・御岳ロープウェイのバスとロープウェイ経由にて、登山口へ行きました。
A:木曽福島駅・・・御岳ロープウェイ(バス経由)
B:御岳ロープウェイ・・・登山口(ロープウェイ経由)
A:バス時刻表(秋シーズン)
木曽福島駅→御岳ロープウェイ
出発時間 | 到着時間 |
08:40発 | 09:32着 |
10:40発 | 11:32着 |
13:50発 | 14:56着 |
御岳ロープウェイ→木曽福島駅
出発時間 | 到着時間 |
11:45発 | 13:03着 |
13:15発 | 14:08着 |
16:20発 | 17:13着 |
A:バス料金
大人 | 1,500円(片道) |
小学生 | 750円(片道) |
未就学児 | 無料 |
※フリーパス 2,500円(乗り放題乗車券、2日間有効)
※フリーパスは、木曽福島駅前出札所(TEL:0264-22-2364)のみで販売。
B:ロープウェイ料金
御岳ロープウェイに到着後、ロープウェイを利用し登山口まで行きました。
一般往復 | 大人2,600円 | 子ども1,300円 |
一般片道 | 大人1,400円 | 子ども700円 |
登山ルート
御岳ロープウェイ・・・行場山荘・・・女人堂・・・石室山荘・・・剣ケ峰。
私が今回歩いたルートは、御岳ロープウェイからの黒沢口登山道です。御嶽山の登山ルートは複数あります。その年や季節により登山ルートに規制がかかるため、ご自身がトレッキングする時は事前確認は充分なさってください。
さあ、出発です!
御岳ロープウェイを降り登山口に向かう道中にあった、御嶽神社。祈りを捧げて、登山口へ向かいます。
歩いて間もなく、七合目の行場山荘に到着しました。
階段が続きます。整えられている登山道で、とても楽でした。
御嶽山に関わる多くの方々の手が、思いが、あるのだな…と思いつつ、前に進みます。
八合目の女人堂に到着しました。サクサク進んでいます。
実は、当日ガスがかかっていて、展望はあまりよくありませんでした。
雨が降らないだけよし!と思いながら、サクサク進みます。
徐々にガスがなくなってきました。
ガス(雲)の上は、美しい青空です。
晴天!
晴天は気持ちが良いです。
気付いたら、九合目の石室山荘に到着です。
登山道は1本しかなく、道に迷いようがありません。
石室山荘の窓から見える雲海です。
素敵ですね。
雲海を見るたびに思います。私は、今、雲の上にいるのだと。雲の上まで歩いて来たのだと。子供の頃、雲の上まで行くにはどうすればいいのかな?と思っていました。歩いては行けないよね?飛行機かな?空を飛んで行くんだよね?
交通機関を活用しながら、歩いて、雲の上まで行けるのだよ。…と子供時代の私に伝えたいような気持ちになります。
山で頂く味噌汁は、本当に美味しい!
具はほとんどないのですが、暖かい飲み物、馴染みのある味噌汁を飲むと、ホッと安心します。
雲海を眺めながら、剣ケ峰へ進みます。剣ケ峰まであと少し。
剣ケ峰に到着です。
御嶽神社(黒沢口)の奥社があります。無事に到着しました。ありがとうございます。と感謝を捧げました。私の他にも、多くの登山者がいました。私は、ここで昼食休憩をし、あとは下山です。
剣ケ峰の階段下にあった、避難用シェルター。活火山用のものです。
私が行った時は、誰も休憩していませんでした。まあ、入り辛いですよね。いざという時に、活用できればいいんですよね。いや、活用したくない。複雑な気持ちになります。避難用シェルターの利用方法が避難ではなく、休憩場であり続けることを祈ります。
御嶽山トレッキング日帰りを振り返って
御嶽山は、2014年9月27日に噴火をしました。山頂付近にいた登山者は噴火に巻き込まれ、多くの犠牲者数がでました。お悔やみ申し上げます。
木曽へ到着した初日、私が最初に調べたのが御嶽山の地元情報です。事前情報を調べてはいたものの、現地に行かないと判らない情報もありますしね。調べた結果、おそらく大丈夫だろう!と判断し、今回トレッキングをした次第です。私は山が好きです。今後も山を歩き続けたいと思っています。
山は生き物です。万全な準備をしても、予想外なことがあります。様々な風景、出来事、感情があります。喜びだったり、恍惚だったり、恐れだったり。私自身のことも含め、山と関わるすべての方々と山との関係が、喜びと恍惚などの感動であれば良いな!と切に思います!
木曽御嶽を旅する移住生活
山と神社仏閣目的でのゆるい移住でしたが、私の心に残ったのは、現地で出会った方々との出会いと会話。その一部をコミックエッセイで書籍にしました。個人出版です。こちらもぜひ読んでください!