キャラクターを上手に描く方法
コツは、「模写」です。
自分が好きなクリエイターさんの絵を、模写することです。模写は外道だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、最初は誰だって、真似(まね)ることから入ります。模写した作品を他人に見せなければいいだけで、練習には模写が最速で上達する方法だと言えます。
模写の具体的な方法
1:自分が好きだな!素敵だな!と思うクリエイターさんを探す
2:複数の好きなクリエイターさんを探す
3:観察と分析しながら、模写する
自分が好きだな!素敵だな!と思うクリエイターさんを探す
世間一般がうまいと思うクリエイターさんではなく、必ず、自分が好きだな!素敵だな!と思うクリエイターさんにして下さい。なぜかと言うと、好きだ!素敵だ!と思う作品は、自分の心のテンションがあがります。そのテンションが反映され、キャラクターを模写する解像度が高くなるからです。
好きなクリエイターさんの二次創作になるかも?と、不安に思うかもしれません。大丈夫です。半年経過後には絵柄も変化し、あなただけの絵柄になっています。
それでも心配に思う方は、いらっしゃると思います。その場合、複数の好きなクリエイターさんの模写をすると良いでしょう。いえ、むしろオススメします。
複数の好きなクリエイターさんを探す
ひとりの好きなクリエイターさんの模写ではなく、複数の好きなクリエイターさんの模写をオススメします。例えば、洋服のしわの描き方は、Aさんの描き方が好きだから模写する。瞳の描き方は、Bさんの描き方が好きだから模写する。
この利点は、2点あります。
1点は、自分の好きを多く着目することで、自分の心のテンションがより高まること。心のテンションの高さは、絵を描く楽しさです。楽しさは、驚くほど作品に反映されます。
残り1点は、複数の絵柄を組み合わせることで、オリジナルの絵柄に最速に反映されるからです。
どうか、たくさんの好きを探して、見つけてください。
観察と分析しながら、模写する
模写をすることで、見えてくるものがあります。模写する対象作品を詳細に観察するため、自然と分析し始めます。線の太さ、瞳の描き方、顔パーツの配置、キャラクターを魅せる構図など。
実際手を動かして描いてみると、今の自分では上手に描けない構図がわかってきます。描き上げた模写した作品と、もともとの模写対象の作品を比較すると、今の自分では表現できないなにかがわかります。なにかは、人によって様々です。
今の自分では描けない、表現できないを知ることが、とても勉強になります。なぜ描けないのか?と疑問がわき、描けるようになるために何をすればいいのか?と、次のステップへ行くことができます。
次第に他の人はどうしているんだろう?という疑問点もでてくるかもしれません。その時は本などの資料を参考にし、自分が気付かなかった疑問点と改善方法を同時に入手してください。このように描き続けていけば、間違いなく上達します。
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最初は、あたなの好きを見つけてください。好きは、SNSなどからクリエイターさんを検索すると良いと思います。
私のSNSは、@Shingetsu_yukiです。この記事を気に入って下さいましたら、良かったらフォローしてくださいね。
まとめ
私も最初は、様々なクリエイターさんを模写しました。そして、結果が下のような絵柄です。
絵柄の試行錯誤を繰り返してきたので、今は、様々な絵柄で描けるようになりました。それらの絵柄も、心から納得して描いています。
このイラストを描いたツールは、CLIP STUDIO PAINTです。機能についてこちらで解説しています。