でもね、アクションなど難しいポーズは、描くコツがあるんだよ。
アクションポーズを描くコツ
コツは、「見て」「描く」ことです。
プロは見ずに描けると思っている方も、いらっしゃるかもしれません。しかし、それはむしろ逆で、初めて描くポーズや構図・アクションや人物の絡み等を描く場合、資料やアプリなどを参考にして、見て描いています。理由は、リアル感の演出や、作業工数の短縮などがあげられます。
アクションポーズを、よりリアルに描き上げ、作業工数の短縮するためにも、「見て」「描く」はとても大切です。
見て描く、具体的な方法
次の3点があげられます。
1:参考資料を、見て描く
2:可動フィギュアを、見て描く
3:3D人体ポーズアプリを、見て描く
参考資料を、見て描く
(2024/12/21 16:04:26時点 Amazon調べ-詳細)
良本です。
セーラー服、ブレザーの女子高生2人が本気で喧嘩アクションのポーズがあります。同じアクションを、制服と水着で2回展開しているので、非常に参考になります。モデルが綺麗で、こちらのモチベーションもあがります。難点は、内容により写真が小さいものがある点でしょうか。あくまでも参考資料として使う分には、問題ないと思います。
私も描いてみました。
表紙にある女子高生を参考にし、女性のアクションポーズです。
洋服や、足の長さなど数点変更していますが、こちらの資料を参考にして描いたものです。
さらに、アクションポーズ。アクションの流れを描くことにより、時間の流れを表現できました。わくわくするような気持ちになりませんか?
(2024/12/21 16:04:44時点 Amazon調べ-詳細)
他、こちらの本もオススメします。
同一シリーズの瞬撮アクションポーズ02。
人体の構造・筋肉の動きなど理解の解像度を高めたい場合は、こちら。
可動フィギュアを、見て描く
デッサン人形として、優秀です。
可動域が広く、様々なポーズが可能です。今まで難しかった、完璧な正座が出来ます。別途フェイスパーツとハンドパーツがあります。
3D人体ポーズアプリを、見て描く
イージーポーザーEasy Poserをご紹介します。
イージーポーザーとは、絵描きの方や絵を学ぶ方向けの3D人体ポーズアプリです。
数10種類の構図があり、ふかん・あおりなど様々な角度からポーズを参考にすることができます。基本無料ですが、別途アイテムが必要の場合は有料です。
— Easy Pose / イージーポーザー (@EasyPoser) January 24, 2018
まとめ
初めて描くポーズや構図・アクションや人物の絡みを描くことは、難しいです。作業工数もかかり、それがストレスになりえます。作業工数・ストレス減少のためにも、資料やアプリを参考にしながら「見て」「描く」ことをオススメします。最初は描けなかったポーズも繰り返し描き続けることにより、手が覚え、見なくても描けるようになります。
最初は「見て」「描く」。繰り返し描き続けた結果、「見なくても」「描ける」になります。「見なくても」「描ける」は、キャラクターが該当します。
初心者がキャラクターを上手に描く方法は、こちらでご紹介しています。